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クリーニングとホワイトニング、何が違う?

歯が白くきれいだと、お顔全体の印象がぐっと明るくなります。歯を白くするとき、クリーニングとホワイトニングどちらをすればいいのでしょうか。今回は、その2つの違いについてご案内したいと思います。

クリーニングとホワイトニングの違い

クリーニングは、歯石や着色をとって歯本来の白さにします。ホワイトニングは、元々の色よりもさらに白くします。洗濯に例えると、クリーニングは通常の洗濯、ホワイトニングは漂白、といったところです。

クリーニングでは、コーヒーや紅茶などによる着色、タバコのヤニなどをとることができます。ただ、人間の歯は元々真っ白ではなく少し黄色っぽいため、白い歯にするにはホワイトニング必要になります。

ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニングがあります。

オフィスホワイトニング

1. カウンセリング

まずは、お口の中の状態や現在の歯の色を確認します。

2. 歯の清掃

歯のおそうじをして、お口中をきれいにします。

3. 歯ぐきの保護

ホワイトニング剤が歯ぐきにつかないよう、保護剤をつけ光を当ててかためます。

4. ホワイトニング剤の塗布

ホワイトニングジェルを塗布します。

5. 光を当てる

光を当てることで白くしていきます。

6. ホワイトニング剤の除去

ホワイトニングジェルを除去します。4~6を3回程度繰り返し、徐々に白くしていきます。

7. 保護材の除去

歯ぐきを保護していた保護材を除去します。

8. 仕上げの研磨

ペーストで歯の清掃を行い、ホワイトニング完了です。

ホームホワイトニング

1. カウンセリング

まずは、お口の中の状態や現在の歯の色を確認します。

2. 歯の清掃

歯のおそうじをして、お口中をきれいにします。

3. 歯の型どり

マウスピースを作るため、歯全体の型をとります。

4. マウスピース完成

数日後、マウスピースが完成します。ホワイトニングのジェルと一緒にお渡しします。

5. 自宅でホワイトニング

ここからは、自宅で行うステップになります。まずは、歯磨きをしてお口の中をきれいにしてください。

6. ホワイトニングジェルの注入

マウスピースにホワイトニングジェルを入れます。1歯あたり米粒2つ分を目安に注入します。

7. マウスピースの装着

ホワイトニングジェルを入れたマウスピースを歯に装着します。ジェルがあふれた場合は、すぐにふき取ってください。

8. マウスピースをはずす

マウスピースをはずし、歯とマウスピースを歯ブラシで磨いて、ジェルを落とします。5~8の自宅でのステップを数日間、毎日行います。

9. 歯科医院で経過確認

数日後、歯科医院で経過を見ます。

ホワイトニングの注意点

  • ホワイトニングは自由診療です

  • 虫歯や知覚過敏がある場合には、ホワイトニングできないこともあります

  • 詰め物や被せ物は白くならないため、色を合わせる場合は作り直しが必要です

  • 妊娠中の方はホワイトニングできません

まとめ

ホワイトニングの効果には個人差があり、何段階も白くなる方もいれば、あまり変わらない方もいます。まずはカウンセリングを受けて、どれくらい白くなることが予想されるか、メリット・デメリットをきちんと確認しておきましょう。

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