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知っていると安心!インプラントの安全性について

インプラント治療を受けたいけれど、体の中に異物を入れることにリスクは無いのか、手術に失敗はないのかなど心配する方も多いのではないでしょうか。最近ではインプラント治療は多く普及してきていますし、適切な治療とケアをする事で第2の永久歯として長く使用する事も可能です。

インプラント治療の材料として使われているものはチタンで、これは体内に埋め込んだ時に異物としてみなされず、骨と結合しやすいと言われています。また、生体親和性も高いので金属アレルギーを起こす心配もありません。

ここではそんなインプラント治療の安全性についてまとめてみたいと思います。

インプラントとは

そもそもインプラントとはどういったものなのでしょうか?

インプラント治療が始まったのは1952年にスウェーデンのブローネマルク博士が研究課程で、チタンが骨について外れないということを偶然発見したところから始まったと言われています。

さらに、この骨と結合して離れないというチタンの性質をインプラント治療に利用することが始まり、1965年からは人体でも実施されるようになりました。 1980年までのインプラント治療のデータを15年間取ってそのデータを精査するため、スウェーデンの3つの大学によって検証が行われたそうです。

その結果、データの正確さが証明され、スウェーデン政府はインプラント治療を歯を無くした人たちのために保険診療に適用しました。

チタンが生体と結合する性質は体内の骨の治療にも使われるようになり、関節リュウマチで指の骨が無くなった人は、チタンで作った関節を指に入れたり、足をなくした人はチタンで大腿骨を作って義足代わりにしたりできるようになりました。

1本の歯がなくなったことでそれを支えていた骨が痩せていき、周囲の歯にまで悪い影響が起きるという現象がインプラント治療には起きないのです。

このことは入れ歯やブリッジなどの治療法では解消できなかった問題です。 現在、歯科医療先進国であるスイスやスウェーデン、オランダ、アメリカ、ドイツなどでは歯を無くした時の治療法としてインプラントが主流になってきています。

インプラント治療の安全性

では、インプラント治療の安全性はどうなのでしょうか?

1965年に始まったインプラント治療は今や世界各国に普及し、確立された治療法として知られています。 ただ、最近インプラント治療の危険性についてメディアなどで話題になったこともあります。

どういったリスクがあり、安全性はどうなのかをご紹介します。

インプラント治療を行うには一般的な歯科治療とは違って外科的処置が必要になります。ですので、インプラント治療を行う歯科医師には専門的な技術や知識、診査や診断力が必要になります。もし、歯科医師の診断に誤りがあればどんな危険があるか分かりません。

起こりうる事態としては上あごの場合は副鼻腔の中にインプラント体が入り込む、下あごの場合は唇に一時的または永久的に感覚麻痺が起きるなどがあります。

では、どうしてそういった事態が起きてしまうのでしょう。

骨が少なくなっている人の場合、上あごの骨はとても薄くなっていて上顎洞という副鼻腔までの厚さがたった数ミリしかない方もいます。 骨を作成するサイナスリフトという施術をすればインプラントを埋めることができますが、適切に行えなければ上顎洞の中にインプラント体が入り込んでしまう可能性があります。

また、下あごには下顎管という血管と神経が通る管がありますが、インプラントを埋入する際にインプラント自体やドリルなどでその神経に傷が付いたりすると、唇や下あごに麻痺がでるのです。

どちらも手術前にCTなどを使って的確な診査と診断を行うことによって防止することができます。

インプラント治療を安全に受けるには